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ジムロジャースが株式投資をやめる?-週刊現代より

8月 25th, 2009

ジョージ・ソロスと共に投資信託「クァンタム・ファンド」の創設者で探検投資家として世界的に有名なジム・ロジャース(Jim Rogers)氏のインタビュー記事が週刊現代2009/0905号にて株式投資を控える旨の内容で掲載されていた。
いろいろ気になると事があったので、一部引用させて頂く。

日本株は中長期的に買いづらい状況

現在の株価上昇は各国政府が景気刺激策として歴史上類を見ない規模で紙幣を刷りまくっているため。金融危機の「底」はまだこれからで、近い将来世界経済は更なる悪化が考えられる。現状では想像もつかないひどい状況になる。財政出動は問題の先送りでしかなく、その先には増税・借金・増刷しか選択肢はなくどれほど深刻なインフレをもたらすかを考えると恐ろしい。いずれにしてもその代償は誰かが負担せねばならない。私は2010年半ばから2001年にかけて次なる暴落が訪れるのではないかと予測している。
また、人口減少と、膨大な財政の借金は国力を著しく低下させる。解決策は3つ。①子どもを増やす、②移民、③生活水準を下げる。日本は③を選んだ。このような国は投資する魅力に欠ける。

これは私も同様に考えている。少なくともサブプライムによるCDS等の毀損はまだまだ表に出てきていない。(出せる規模の金額ではない)各国の財政出動によりインフレ懸念もあるし、ドルの暴落だってまだ危機が去ったわけではないはず。(だから私は北米への投資はあまり積極的ではない。)

中国投資について

昨年秋以来中国株を買い足していない。2008年秋の底値から2倍になった。明らかに異常な高騰で、このようなものにカネを注ぎ込むべきでない。投資とは「安値で買って、高値で売るもの」で、今後景気悪化がすると言うことは「よりよい時期」はこの先に待っている。だから現在は中国・日本に限らず株を買っていない。

これはまだ私の認識不足か中国ほどではないが、各国の上げ幅は2倍近くになっているように思えるが。投資タイミングとしてはも少し待った方がいいというのは頷ける。現在私は月々の余裕資金のうち投資する金額より預貯金を多くしているつもりだが、中国関連投信を毎月定額購入しているので止めるべきか悩むとこ。(今後も粛々と積立ると思うが)

民主党政権により狙うべき銘柄

先の選択肢①移民の受け入れが現実味を帯びてくるといいのだが。
子育て支援により、ベビー関連産業は良くなるだろう。

私はある程度のレベルの移民受け入れには賛成派だが、実際には日本人の雇用すら確保できない状況では難しいのではないかと思う。雇用を法律等で無理矢理創出するのは限界があるし、無理がある。雇用が生まれるような経済政策・外交戦略こそが必要だと思うのだが、民主党のマニフェストでは産業界にはマイナスな政策が多いように思う。
ベビー・教育関連は既に騒がれているから他に無いかなぁ

日本航空株の購入

「誰も目を付けていないところに投資せよ」と説き、経営悪化している日本航空(JAL)へ投資したそうですが。
JALへの投資は失敗でした。これ以上下がらない安値で買ったはずが更に下がった。完全な誤算だったと認めます。

私は個別株に手を出していないのですが、以前ゼネコン危機と言われた時代(今も危機だろうが)倒産まで騒がれた熊谷組等の復活を見ていたので、余裕があればJALも考えるのだけど。ANAと合併等いずれにせよ会社は救うだろうし。まぁ手は出さないだろうけど。

最後に

どんなに経済環境が悪くても世界中のどこかには必ず株価が上がる会社がある。それを見つけるコツは自分が熟知しているジャンルに目を凝らすこと。

関連サイト

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